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Posted by あしたさぬき.JP at

2008年03月31日

明日から再開します。

さて、このブログを続けている目的の一つに、以前作っていた楽天市場の記事をアーカイブしてこちらに再掲するというものがあります。


ただ、記事の内容が季節がらあまりにかけ離れていたために、最近は再掲して加筆修正という作業を一旦おやすみして、新しいきじばかりを掲載してきましたが、漸く日にちの誤差がなくなってきたので、明日から、再開したいと思います。


で、折角なので古い記事の再掲をする前に今日はとりあえず新しい記事として今日の一枚。






(画像をクリックするとAmazonにリンクします。)

このCDはクロード・ドゥラングルのソロ演奏です。フランス物のクラシックサクソフォーンの王道を行く曲目です。

室内小協奏曲 (イベール)
サクソフォン協奏曲 (トマジ)
亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)
プロヴァンスの風景 (ラヴェル)
伝説 (シュミット)
スカラムーシュ (ミヨー)

という曲目。
どの演奏も破綻がなく、ドゥラングルらしいシャープでさらりとした演奏。反面、ソースでこってり食べたいのに醤油しか出してくれない、といった物足りなさも感じる部分もあるのかもしれませんが、薄味で芸術性の高い京料理を想像してもらえばぴったり来るような演奏です。
この演奏を聞いてしまうと、日本人の演奏がレヴェルは高いにも関わらずもっさりした演奏に感じてしまうのは私だけでしょうか。現在のフランス・クラシック・サクソフォーンの源流がここにあるような気がします。
ちょっと惜しいのは、バックのオケまでもが淡白な演奏であること。というよりは、オケの表現力がドゥラングルに追いついていない気がします。
フランス・サクソフォーンを聴いて胃みたい方にオススメの一枚。
  

Posted by のりくん at 19:30Comments(1)今日の一枚