2009年01月06日

何がブラボーなんだろう、その後。

先日(もう去年の話ですが)ブラボータッチのことを書きましたが…


これ

何がブラボーなんだろう、その後。

使ってみての感想などを少し。


確かにタンポのべたつきはすっきりさっぱり。

塗って以降、G♯も、C♯もくっつくことなく経過しています。

塗る前は、楽器を吹いてから少し休憩とかしたあとに特にタンポが張り付いて手ではがしてから演奏に臨む必要がありましたが、これを塗ってからは、はがさなくてもきれいにホールが開く感じです。


まあ、塗ってからまだ2週間ぐらいしかたっていないので、効果がどれぐらい続くのか、時間がたったらタンポや楽器などに影響がないのか、
等はまだまだ未知の部分ですが、今のところはタンポが痛んでいる様子もなく、大丈夫なようです。

タンポがべたつく原因はいくつかありますが、
大きな原因は2つだと思われます。

一つは、トーンホールやタンポに着いた汚れ。
これが水分を含むことによってべたつきの原因になります。

私はタバコは吸わないのですが、タバコを吸う方はヤニが原因になったりもするようです。


もう一つはタンポ自体のべたつき。
タンポは天然の皮革製品なので、乾燥やなめしをしていても、金属部にぴったり貼り付けておくと、張り付きがちになります。
おそらくは革の成分か、水分の影響なのだと思いますが…。
新品のタンポがへばりつきやすいのは周知の事実なので、やはり革の持つ油分や水分が影響しているのでしょう。


で、自分のアルトサックスに使ってみて、以前使っていたパッドライフと、このブラボータッチの使用感の違いはというと、

おそらくは、パッドライフは、タンポの潤いと、寿命を延ばす効果に主眼を置き、副次的にべたつきも取れる、としたもので、

このブラボータッチはベタつきを取ることに主眼を置き、寿命を延ばすことを副次的効果にしたものだと感じました。


まあ、どちらも使いすぎは良くないのでしょうが。

場合によったら、併用することがいいのかもしれません。


ただ、やはり本番前には、手で強制的に、ホールを開けておいてタンポが張り付いていないことを確認しなければ、
怖いのには違いない気がします。


同じカテゴリー(楽器)の記事画像
リードケースレビューアルト編。
リードケースレビューマルチ編。
アルト・サクソフォンのリードケース。
リードケース。
ソプラノ・サクソフォン・ケースカバー完成。
カビカビ。
同じカテゴリー(楽器)の記事
 リードケースレビューアルト編。 (2010-09-10 21:55)
 リードケースレビューマルチ編。 (2010-09-07 21:40)
 アルト・サクソフォンのリードケース。 (2010-09-02 22:38)
 リードケース。 (2010-09-01 22:09)
 ソプラノ・サクソフォン・ケースカバー完成。 (2010-08-28 20:28)
 カビカビ。 (2010-08-26 22:22)
Posted by のりくん at 19:37│Comments(0)楽器
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
何がブラボーなんだろう、その後。
    コメント(0)