2008年11月06日
CD製作記2008その2。
↑これは去年のものです。例によって受け取る人の楽しみが減るので、今年のものの掲載は後日。
サクソフォーンアンサンブルコンサート2008の音源CD。
今回のCD製作における自分自身に対する注意点というか、ポイントがいくつかありまして…。
大きな要因の一つは去年と使用しているプリンターが違うこと。インクの値段等が違う、ということもありますが、それよりもプリンターのフィーリングというか、機能の違いが大きく影響します。
去年まで使用していたプリンターは、比較的両面印刷してもズレが少なく、わりと容易に両面印刷が出来ていました。数年間使用していて、調整に慣れているということもあったのかもしれませんが…。
実は、両面印刷で印刷のケントウをきちんと合わせるのは結構難しい作業です。というのも、片面に印刷すると、紙には当然インクがしみこみます。インクには溶剤や水分が含まれているので、紙はそれを吸収するわけですが、紙は水分などを吸収すると、膨れます。
全面ベタで印刷するわけではなく、紙の中央部分にラベルを印刷しますので、次に裏面を印刷する時にキレイに中央にあわせても、紙の伸び縮みによって、中心がずれることになります。
それを見越して、片面を大きめに印刷したり、わざとずらして印刷するわけですが、これがなかなか骨の折れる作業。
もう一点、今使っているプリンターの弱点なのかもしれませんが、インクを吸った紙は波打つので、波打った部分に印刷中にヘッドが当たり、かすれというか、印刷面にかなり激しい傷が発生してしまいます。
色々やってみましたが、どんな手段を使っても、10枚中、4~5枚ぐらい傷だらけになってしまいます。
損率が50パーセントはちょっと多すぎ。
解決策としては、印刷品質を落として、ヘッドが往復しないようにするしかないようです。
紙を乾かしても波打ってしまう限り、他に解決策は見つかりそうにありません。
というわけで、印刷の段階で四苦八苦。
Posted by のりくん at 19:21│Comments(0)
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