2008年09月09日

音色再考3。

まだまだ、水不足。残暑の厳しい日が続いています。
さて、先日から音色のことを考えるといいつつ、
ほとんどが、音質と音の届き方のことばかり書いてしまっている気がしますが…。

音が目立って困ることと、
キンキンして痩せていることを除けば、
遠達性の高い音ということで、それは私の目指すべき方向性です。
ただ、遠達性以前に、元の音色が良くないのは大きな問題ですが…。




音色再考3。
例によってこの写真は無関係です↑

一言で表現すると、私の音は「柔軟性が足りない」のだと思います。
いや、これは私自身が自分の音が録音された音源を聞いての
いつも思ってしまう感想なのですが。
ゆえに、いつでも音が目立ってしまい、表現に幅がなく、
いつも耳障りな音ばかり発しているのだと思います。

リードを柔らかくしてみたり、マウスピースを変えてみたり、
アンブシュアのくわえ加減を変えてみたりとしてみましたが、
大きな変化はなく、やはり硬くてよく飛ぶ音になってしまいます。

私は普段4番のリードを使っていますが、2番のリードとはコントロールの差だけで、音色はほとんど変わることがありません。


以前の演奏会で、自分の楽器ではない借り物の楽器を吹いたこともありますが、
同じように目立つ音色が録音されているので、楽器のせいでも
ないと思います。

大抵、楽器を変えても自分の吹奏感と多少の音の広がりが変わるだけで、
大筋の音色が大きく変わることはあまりないと私は思っています。


ということは、おそらく息の入れ方と、 楽器の響かせ方のイメージの問題なのでしょう。
もしかしたら、私がイメージしている以上に、
もっと柔らかくて太い音を頭の中で鳴らさなければ、 今の音色は改善されないのかもしれません。

また、自分の音を本当の意味でよく聞き取ることが出来ていないのかもしれません。
楽器のコントロールは、自分の発した音をフィードバックすることから 始まるのではないかと私は思っていますので、 そのフィードバックが不十分か不完全なのかもしれません。
なので、録音を聴くと自分が凹むことになるのだと思います。
「本番はこうじゃなかった」という思いになるのかもしれません。

いや、音色が溶け合わないのは、ただ単に協調性がないだけかも…。



音に広がりがなく、直進的だとも言われることが多い気がします。

今のところ、柔軟性と、遠達性を両立させる道を模索するしかないのですが…。




でも、多分一番の問題は普段のロングトーンやトレーニングの不足のような気が…。


最終的には基礎がへなちょこなので、多分こんな音しか出ないんだろうなあと。



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Posted by のりくん at 19:47│Comments(0)雑感
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