2008年06月11日

練習。

今日は曇り空、そして雨模様の一日となりました。
 さて、最近、土曜日は夕方から高松ウインドシンフォニーの練習、そして日曜はダッパーサクセーバーズのアンアンブルの練習、というスタイルが定着しつつあります。たまたま先日の日曜に何もなく、ぽっかりと開いた日がありましたが、何にもすることが思い浮かばず、ボーっとして一日が過ぎていきました。
先日、練習の時にリードを割ってしまいました。また選びなおさないといけないのですが、私はアルトサックスでバンドレンのトラディショナルの4番のリードを使っています。わからない方には意味不明の暗号になってしまいます。スミマセン。
身の回りにあまり4番のリードの愛用者が居ないのでちょっと寂しい気分ですが。
 リードを選ぶ作業をしなければなりませんが、練習がただでさえ、出来ていないので、リードを選ぶよりも、練習する時間を虎鳴ければならないのかもしれません。それでは、今日の一枚です。


練習。

アルモ・サクソフォン・クヮルテット/フランスのエスプリ
中村 均一(Soprano)、遠藤 朱実(Alto)
松雪 明(Tenor)、栃尾 克樹(Baritone)
Orange Note (マイスターミュージック)ON-3013

このCDはアルモの3枚目に当たるアルバムです。タイトルどおり、フランスの作曲家による弦楽4重奏曲 (ドビュッシー)、組曲「ドリー」より (フォーレ)、サクソフォン4重奏曲 (ベルノー)の曲目が収録されています。ベルノー以外はアレンジ物で、ベルノーの作品のみサクソフォーンようのオリジナル曲です。この、ドビュッシーの曲は弦楽の演奏でもよく耳にしますが、弦楽器に近い響きがするとされているサクソフォン・クヮルテットでも、作品として仕上げるにはかなりの技術と工夫が必要な曲です。また、「ドリー」組曲は私も、同じ楽譜を手に入れて演奏したのですが、なかなか、上品で、軽やかな演奏にならない上、響きを作るためのピッチコントロールや、調による曲の捉え方が難しく、苦労しました。ちなみに私の演奏はボロボロでした。(泣)ドビュッシーは、海外のオーレリア・サクソフォーン・クヮルテットなども演奏していますが、私は、緻密さと、丁寧さ、上品さではアルモの演奏を取ると思います。ただ、少し曲を冷静に見つめすぎている感じもあるので、その点はオーレリアの演奏も捨てがたい気がします。
 しかしながら、演奏はアルモらしい、しなやかで上品な表現、きっちりとした技術に裏付けられた演奏なので、素晴らしいものです。
 サクソフォーンを吹く全ての方、フランス近代の音楽をサックスで聴いてみたい方、ドビュッシーがお好きな方にオススメの一枚です。



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Posted by のりくん at 06:40│Comments(0)雑感
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